『インターネット的』糸井重里

f:id:shiori-rioshi:20161227104425p:plain15年前に書かれた新書の文庫版。

前半はインターネットから生まれるコミュニティの概説、後半はそのコミュニティにまつわる方法論を説いている。

当然大半は既知情報だったものの、

前半部分のアイディアを出し切る話・毛にまつわる話を特に興味深く読んだ。

作品化される紙メディアに憧れる自分は当然(?)インターネットの軽さが苦手なのである。より軽く、よりフラットに。その上で魂が揺さぶられるものを掘っていかなければ。

紹介されていた『情報の文明学』(梅棹忠夫・著)も面白そう。