『インターネット的』糸井重里
15年前に書かれた新書の文庫版。
前半はインターネットから生まれるコミュニティの概説、後半はそのコミュニティにまつわる方法論を説いている。
当然大半は既知情報だったものの、
前半部分のアイディアを出し切る話・毛にまつわる話を特に興味深く読んだ。
作品化される紙メディアに憧れる自分は当然(?)インターネットの軽さが苦手なのである。より軽く、よりフラットに。その上で魂が揺さぶられるものを掘っていかなければ。
紹介されていた『情報の文明学』(梅棹忠夫・著)も面白そう。
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生まれて初めてラブレターを書いた。
相手は三年前くらいに出会った一つ上の先輩。博学なひと。
三年間に渡り何度かデートをしたことはあったけど、本格的な好意には発展しなかった。むしろドライさに引いていた。
ただ今年の6月くらいにひょんな事から距離が縮まった。(正確には、縮まってしまった。)その頃私は彼氏がいたのだが、遠距離だったため心の拠り所を求めていたのだろう。
昨日宙ぶらりんな気持ちにケリをつけることができた。
きっと同じようなタイミングで財布を失くした事は「手に余るほど大切なものを求めちゃいけない」というお告げだろう。
あ〜お財布どこかな〜