『インターネット的』糸井重里

f:id:shiori-rioshi:20161227104425p:plain15年前に書かれた新書の文庫版。

前半はインターネットから生まれるコミュニティの概説、後半はそのコミュニティにまつわる方法論を説いている。

当然大半は既知情報だったものの、

前半部分のアイディアを出し切る話・毛にまつわる話を特に興味深く読んだ。

作品化される紙メディアに憧れる自分は当然(?)インターネットの軽さが苦手なのである。より軽く、よりフラットに。その上で魂が揺さぶられるものを掘っていかなければ。

紹介されていた『情報の文明学』(梅棹忠夫・著)も面白そう。

生まれて初めてラブレターを書いた。

相手は三年前くらいに出会った一つ上の先輩。博学なひと。

三年間に渡り何度かデートをしたことはあったけど、本格的な好意には発展しなかった。むしろドライさに引いていた。

ただ今年の6月くらいにひょんな事から距離が縮まった。(正確には、縮まってしまった。)その頃私は彼氏がいたのだが、遠距離だったため心の拠り所を求めていたのだろう。


昨日宙ぶらりんな気持ちにケリをつけることができた。

きっと同じようなタイミングで財布を失くした事は「手に余るほど大切なものを求めちゃいけない」というお告げだろう。

あ〜お財布どこかな〜